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Python入門|pathlibモジュールでパスを連結する方法

  • 公開日:2020/03/21
  • 更新日:2020/03/21
  • 投稿者:n bit

Pythonで3.4以降に標準ライブラリとして追加されたパス操作を行うpathlibモジュールパス連結について解説。os.path.join()に変わる新しいパス操作の方法について確認していきましょう。

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この記事は約 分で読めます。(文字)

以前、パス連結に関する操作はos.path.join()を利用していました。Python3.4以降に標準ライブラリとしてpathlibモジュールが追加され今後はそちらが利用できます。

os.path.join()行っていたパスの文字列結合。pathlibではPathクラスを利用してパスを連結します。

早速使い方を確認していきましょう。

pathlibを使ったパスの連結方法

最初にpathlibモジュールからPathクラスをインポート。

from pathlib import Path

Pathクラスでディレクトリの文字列を連結

あとはPathクラスに連結したいディレクトリの文字列を渡せば連結されたパスを格納したインスタンスが生成されます。

join_path_1 = Path('test1', 'test2', 'test3')

結果は以下の通り。

print(type(join_path_1))

print(join_path_1)

出力

<class 'pathlib.PosixPath'>

test1/test2/test3

【 / 】演算子を使ってパスを追加

作成されたインスタンスは【 / 】演算子を使ってパスを追加することが可能です。

join_path_2 = Path('test4', 'test5')

join_path_3 = join_path_1 / join_path_2
print(join_path_1)

出力

test1/test2/test3/test4/test5

Pathクラスを使って直接【 / 】演算子でパスを追加することも可能。

join_path_3 = join_path_1 / Path('test4', 'test5')


print(join_path_3)

出力

test1/test2/test3/test4/test5

今日のdot

pathlibモジュールでのパス連結方法について学習しました。直感的で柔軟に対応することができるので便利ですね。