【 AWS Cloud9 】 Pythonの新規ファイル作成と 実行・保存方法のイメージ画像

Cloud9でPythonの新規ファイル作成と実行・保存方法

  • 公開日:2018/09/21
  • 更新日:2018/10/19
  • 投稿者:n bit

amazon AWSのCloud9でPython3の新規プロジェクトを作成するためのディレクトリとファイルの作成、記述したコードの実行と保存方法までを解説。あわせてここまで行ったCloud9の新規環境設定がうまくできているかの確認も行います。

  • Python

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Cloud9でPythonの新規ディレクトリとファイル作成方法

複数のプロジェクトを扱う場合ルートディレクトリにすべてのファイルを置いてしまうと管理しにくくなりますので、プロジェクト単位のディレクトリを作成した上で新規のファイルを作成する方法まで説明していきます。

新規ディレクトリの作成

新しいディレクトリを作成するにはルートディレクトリの上で右クリックを押してメニューを表示してください。

aws Cloud9 ルートディレクトリ

操作メニューが表示されますので『New Folder』をクリックして新しいフォルダを作成します。

aws Cloud9 新規フォルダ

新しいフォルダが作成されましたら任意でフォルダー名称をつけてください。これでフォルダーの作成は完了です。

aws Cloud9 フォルダー名

新規Pythonファイルの作成

プロジェクト用のフォルダが作成できましたら次はPythonファイルを作成します。フォルダーの上で右クリックしメニューを表示して『New File』をクリックしてください。

aws Cloud9 新規ファイル作成

新しいファイルが作成されましたら任意でファイル名をつけます。拡張子を必ず『.py』にしておいてください。

aws Cloud9 ファイル名

作成ファイルの実行

プロジェクト用のディレクトリとPythonファイルが作成できましたので次はファイルにコードを記述して実際に実行してみましょう。

実行に合わせて環境設定がうまくいっているかも確認しておきます。

Hello World

プログラム環境の実行確認を行う時によく利用される『Hello World』を出力してみましょう。まずは先ほど作成したファイル名をダブルクリックしてファイルを開きます。

aws Cloud9 新規ファイルを開く

ファイルが開きましたらファイル内の1行目に下記のコードを入力してください。print関数で『Hello World』のテキストを出力しています。

print('Hello World')

入力できましたら右上の『Run』ボタンをクリックしてください。

aws Cloud9 コマンドの実行

正しく入力できていれば下記のように出力されているはずです。右の赤枠で囲った部分が『Runner:Python3』と表示されていれば下記ページの環境設定で設定した標準環境が正しくPython3になっていることが確認できます。

Note

print関数の記述方法もPython3に準拠していますので環境がPython2になっていた場合はエラーとなります。

aws Cloud9 実行コマンドの確認

次は以下のコードを2行目以降に記述して現在の時間を表示させてみましょう。datetimeモジュールのnow()メソッドを使います。strftime('%Y/%m/%d %H:%M:%S')で表示形式を見やすくしました。

from datetime import datetime as dt

now_dt = dt.now().strftime('%Y/%m/%d %H:%M:%S')
print(now_dt)

入力できましたら右上の『Run』ボタンをクリックしてください。

aws Cloud9 現在の日時を取得

正しく記述できていれば以下のように表示されます。

aws Cloud9 日時の確認

現在の時刻と照らし合わせてみて合っていれば下記のページで設定した日本時間への設定変更がうまくできている証拠です。

作成ファイルの保存方法

作成したファイルは保存しておきましょう。ファイル名が表示された上部タブ部分右側に灰色の丸印がついていれば現在ファイルが未保存状態であることを表しています。

aws Cloud9 ファイル未保存状態の確認

『File』メニューから『Save』をクリックしてください。Macでればショートカット『command + s』でも行けます。

aws Cloud9 ファイルの保存

上部タブファイル名横の灰色の丸印がなくなっていれば正しく保存できています。

aws Cloud9 保存完了の確認

今日のdot

Cloud9の使い方はとても簡単で直感的ですね。コードを記述してボタン一つで実行結果を確認出来るのでとても便利。