Selenium環境用 ChromeDriverのインストールとアップデート方法

  • 公開日:2018/09/11
  • 更新日:2018/10/19
  • 投稿者:n bit

ブラウザを起動することなく操作可能なPhantomJSのメンテナーVitalyさんが引退するためSeleniumによるサポートが終了することになりました。今後はChromeのヘッドレスバージョン推奨となったためインストールやアップデート方法を解説します。

  • Python

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Selenium環境用 ChromeDriverのインストール方法

SeleniumでHeadless Chromeを利用するためChrome Driverのインストール方法解説していきます。

Headless Chromeとは

Headless ChromeとはGoogle ChromeをPhantomJSのように画面上に表示させずブラウザ内のコントロールを行うことができます。SeleniumからChrome Driverを経由してChromeの操作を行います。

インストール環境

  • Mac OS Sierra 10.12.6
  • Python 3.5
  • selenium 3.13.0
  • chromedriver 2.40

Seleniumのインストール

pipでインストールしていきます。先にpipをアップグレードしておきましょう。ターミナルを起動し下記のコマンド入力してください。

$ pip install --upgrade pip

続いてSeleniumをインストールします。

$ pip install selenium

Chrome Driverのインストール

次は、Chrome Driverのインストールです。Chrome DriverはmacOS用のパッケージ管理システムHomebrewを使ってインストールします。

Homebrewをアップグレードしておきましょう。

$ brew tap homebrew/cask

Chrome Driverをインストールします。

$ brew cask install chromedriver

これで新規のインストール作業完了です。

インストール確認

正しくChrome Driverがインストールできているか確認しておきましょう。

リストから確認

一覧リストから確認します。

$ brew cask list

chromedriver

詳細情報をあわせて確認

バージョン情報などを含めた詳細情報も確認したい方は下記のコマンドをしてください。

$ brew cask info chromedriver

chromedriver: 2.41
https://sites.google.com/a/chromium.org/chromedriver/home
/usr/local/Caskroom/chromedriver/2.41 (11.7MB)
From: https://github.com/Homebrew/homebrew-cask/blob/master/Casks/chromedriver.rb
==> Name
ChromeDriver
==> Artifacts
chromedriver (Binary)

Selenium環境用 ChromeDriverのアップデート方法

過去に1度Chrome Driverをインストールしたことがある方は最新版にアップデート作業を行っておきましょう。

Seleniumのアップデート

pipでアップデートします。先にpipをアップグレードしておきましょう。ターミナルを起動し下記のコマンド入力してください。

$ pip install --upgrade pip

続いてSeleniumをアップデートします。インストールコマンドの後ろに -U をつけるだけです。

$ pip install selenium -U

Chrome Driverのインストール

次は、Chrome Driverのアップデートです。Chrome DriverはmacOS用のパッケージ管理システムHomebrewを使ってアップデートします。

Homebrewをアップグレードしておきましょう。

$ brew tap homebrew/cask

Chrome Driverをアップデートします。

$ brew cask reinstall chromedriver
これでアップデート作業完了です。

SeleniumからHeadless Chromeを利用する

インストール作業が完了しましたらHeadless Chromeは簡単に利用することができます。通常のChrome Driverのコードに1行ヘッドレスバージョンを利用するオプションコマンドを追加してやることで利用可能です。

サンプルコード

global driver


chrome_options = webdriver.ChromeOptions()

# ヘッドレスバージョンを利用するオプションコマンド
chrome_options.add_argument("--headless")

driver = webdriver.Chrome(chrome_options=chrome_options)

今日のdot

PhantomJSが利用できなくなったことでブラウザを立ち上げない処理ができなくなり不便かと思いましたが、ヘッドレストバージョンのGoogle Chromeを利用できるようになったことで無事に回避することができました。

通常のChromeでの処理とヘッドレスバージョンのChromeでの処理を1行のオプションコマンドのみで切り分けることができるようになったため動作確認時の処理と本番動作時の切り替えも以前より簡単になりましたね。

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